【初心者向け】バーテンダーが実践している『ワインの選び方1』

お酒

ワインの選び方

・赤ワイン

・白ワイン

・スパークリングワイン

・ブドウ品種

・産地

赤ワイン

赤ワインは、果皮の黒い黒ブドウを使い、

果汁・果肉・果皮・種すべてを一緒に発酵させて造られます。

そのため果皮から色素が抽出され、濃い赤色になります。

果皮や種から渋みの元となるタンニンが溶け出すため、

渋みが感じられるワインになります。

渋みの強さから、「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」と表現されます。

白ワイン

白ワインは、白ブドウを使用し皮や種を取り除き果汁だけを発酵させて造られます。

赤ワインよりも渋みは穏やかで穏やかな飲み口となります。

「甘口」「中辛口」「辛口」と表現されることが多いです。

スパークリングワイン

スパークリングワインは、一般的に3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインの総称です。

造り方は、非発泡性ワインに炭酸ガスを注入する方法や

発酵時に自然に炭酸ガスを発生させる方法があります。

自然にガスを発生させる代表的なものは、「瓶内二次発酵」と呼ばれる

きめ細かな泡立ちが特徴でシャンパンなどに採用されています。

ブドウ品種

どの種類のワインにするか決まったら、品種を選びましょう。

品種によりワインの大まかな味わいが決まるため、

品種の特徴を覚えておくと選びやすくなります。

ここでは知っておくと便利なワインの主要品種六つを説明します。

赤ワイン品種

・カベルネ・ソーヴィニヨン

・シラー

・ピノ・ノワール

白ワイン品種

・シャルドネ

・ソーヴィニヨン・ブラン

・リースリング

カベルネ・ソーヴィニヨン

赤ワインの最もポピュラーな黒ブドウ品種です。

「フルボディ」渋みがある濃厚なワインを飲みたい時の品種です。

シラー

凝縮感のある味わいとスパイシーな風味が特徴の黒ブドウ品種です。

「ミディアムボディ」果実味たっぷりのワインを飲みたい時の品種です。

ピノ・ノワール

色が淡く渋みが穏やかで繊細な口当たりのワインを生み出す品種です。

「ライトボディ」渋みが優しく軽やかで、

華やかな香りを持つワインをにみたい時の品種です。

シャルドネ

最もポピュラーな白ワインのブドウ品種です。

「辛口」で有名なシャブリの品種でもあります。

ソーヴィニヨン・ブラン

柑橘系やハーブを思わせる香りと、酸味をもつ爽やかな味わいを持つ品種です。

「中辛口」酸味が穏やかで爽やかな味わいのワインの品種です。

リースリング

辛口から極甘口まで幅広いタイプのワインが造られる品種です。

「甘口」華やかな香り、辛口が苦手な方にはおすすめの品種です。

産地

産地には大きく分けて「旧世界」と「新世界」に分けられます。

産地もワインの選び方の一つになります。

旧世界

古くからワイン造りをしている国々のことを「旧世界」と呼びます。

代表的な国はフランス、イタリア、ドイツ、スペインなどです。

フランス

ワインといえばフランス。

ブルゴーニュやボルドー、アルザスやロワールなど

世界的に有名な産地が数多く点在しています。

イタリア

ワイン生産量世界一を誇ります。(2018年)

トスカーナやピエモンテなどの産地が有名です。

スペイン

ワイン生産量がイタリア、フランスに次ぐ世界第3位。(2018年)

赤ワインの生産量が多く、コストパフォーマンスの高さも評価されています。

ドイツ

ヨーロッパ北部という土地柄から白ワインの生産が盛んです。

甘くてフルーティなワインが有名です。

近年では辛口のワインも生産されています。

新世界

旧世界に比べてワイン造りの歴史は浅いものの、

美味しいワインを製造している国々が新世界です。

代表的な国にはアメリカ、チリ、オーストラリア、日本などがあります。

アメリカ

ワイン造りが広まったのは18世紀半ばと歴史は浅いですが、

「オーパス・ワン」など世界的に高く評価されるワインを数多く製造しています。

アメリカワインの90%以上がカリファルニアで作られています。

チリ

コストパフォーマンスの高さが評価されて、

日本への輸入量が年々増えています。

雨が少ない土地柄で質の良いブドウが収穫できます。

オーストラリア

広い国土を持つため、ワイン造りに適した土地が多く、

さまざまな品種が栽培されています。

南オーストラリア州が主な産地になっています。

日本

北海道や山梨、長野など冷涼な地域を中心にワイン造りが行われています。

日本固有の品種を含む幅広い品種を栽培し、

繊細な味わいのワインを製造しています。

続きは次回で説明します。

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